お茶のこと

産地について

宇治川及び木津川水系の共通の気候風土(京都府・奈良県・滋賀県の県境の山間部)で栽培された茶葉を中心に取り扱っております。標高が高く、朝晩の寒暖差が大きく、川霧に包まれて育つ茶葉は、香りが高く、穏やかな旨みが特長です。

山間部ならではの急こう配の多い茶畑は、人の手に頼る作業も多く、日々の手入れはもちろん、茶摘みも重労働の連続です。経験豊富な生産者の方々の大変な労力と情熱に支えられて、上質なお茶は出来上がります。
一保堂の味

一保堂の味

抹茶、玉露、煎茶、番茶の4茶種約30銘柄を扱う一保堂。お茶はいずれも“ハウスブレンド”、複数の良質な原料茶葉を厳選して仕入れ、銘柄ごとの味や香りに仕立てます。

一保堂の味筋に見合う茶葉を仕入れる「目利き」と複数の原料茶葉を組み合わせて一つの銘柄に仕立て上げる「合組(ごうぐみ・ブレンド)」技術こそが、一保堂の味を守る私どもの大切な仕事です。年度ごと・茶畑ごとではなく、銘柄ごとの味わいに合組(ブレンド)することで、毎年変わらぬ味わいが提供できるようになります。

もし、好きな銘柄を見つけてくだされば、好きなタイミングでその味や香りに出会え、世代を超えて、同じ銘柄を楽しむこともできます。

味づくり

味づくり

それぞれに個性豊かな味わいをもつ抹茶、玉露、煎茶、番茶類。それぞれに味や香りの濃淡がつくように合組(ごうぐみ・ブレンド)をして、茶種ごとに複数銘柄を揃えている一保堂のお茶。同じ茶種でも価格が上がると重厚感が増し、価格が下がると軽やかさを楽しめます。

重厚感のあるクラスのお茶とは、対話するように向き合って味わい、いろんな場面に寄り添いやすい軽やかなクラスのお茶とは、お食事やお菓子とともに気楽に楽しまれるのはいかがでしょう。お茶を通して、暮らしのなかのいろんな場面でお役に立てますように。

おいしくなあれ、時間の魔法

おいしくなあれ、時間の魔法

川霧に包まれて育った山のお茶は、葉肉も充実して香りも豊か。自然が生み出すおいしさが逃げないうちに、急いで製茶に取り掛かります。5月頃、摘みたての葉っぱに閉じ込められたおいしさは、まだ青々しく若々しくてちょっと刺激的。その勢いのある味や香りをまろやかにさせるため、熟成させるのが一保堂流。時間が作る奥深く複雑な味わい、茶葉から淹れた豊かなおいしさをぜひお楽しみあれ。

茶葉のチカラと湯温と味の関係

茶葉のチカラと湯温と味の関係

茶葉の入った急須にお湯を注いで、湯のみに淹れた最初のお茶が一煎目。再び急須にお湯をさし、淹れたお茶を二煎目...と数えます。

一煎目は充実した甘旨みや香りを、二煎目は落ち着いた味わいを、三煎目は軽やかさを。一煎目だけでおしまいではなく、複数煎のお茶を楽しめるのは、茶葉にチカラがあるからこそ。

また、同じ銘柄でも、湯温が高ければ軽やかに、低ければまろやかさが強調される味に、とお湯の温度を変化させることで定番の味に加えて複数の味を作ることもできます。ひとつの銘柄に複数の原料茶葉が含まれているため、湯温を変化させると、色んなキャラクターが顔を出し、舌を楽しませてくれます。一保堂のお茶のチカラを存分に味わってみてください。