「雁ヶ音(かりがね)」は、茎の部分ばかりを集めたお茶。
葉に対して「出物(でもの)」といわれ、同じレベルの葉と比較するとお値段もお手ごろです。
よくあられやおかきなど半端モノとしてお安く売られています、形はちょっといびつだけど味は確か。
簡単に言うとお茶の出物もそういうものですが、一つ違うところは部位によってお味が異なること。
茎部分は特に他と比べて甘みを強く感じます。
玉露として育てられた茶葉の茎を使っていますので、玉露独特のうまみは感じますが、茎のため葉と比べるとそれほどうまみは濃厚ではなくすっきりとした味わいの中に、茎特有の甘み、玉露らしいうまみを楽しめるお茶です。
・同じ茶葉で3煎目まで楽しめます。
・2煎目以降、待ち時間はいりません。
急須に湯を注いだら、すぐに淹れてください。
湯量少なく、旨みをじっくり抽出したいときは…
①茶葉の量:10g(大さじ2)
②湯量・湯温:80ml・約60℃
③待ち時間:90秒 ※急須は揺すらずに
④最後の一滴まで注ぎきる